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大阪市に延べ12万m2のマルチ型物流施設竣工

2018年3月28日 (水)

拠点・施設三菱地所、三菱UFJリース、ラサール不動産投資顧問の3社は28日、共同で開発を進めていた延べ12万平方メートルの大型物流施設「ロジポート大阪大正」が15日に竣工したと発表した。すでに55%が契約済となっている。

ロジポート大阪大正は、敷地面積5万5500平方メートル、延床面積12万2000平方メートルの地上4階建て・マルチテナント型物流施設。難波・心斎橋エリアへ6キロ、淀屋橋・本町エリアへ8キロ、梅田エリアへ10キロと大阪都心部に近接している。

阪神高速15号堺線玉出出入口まで4キロと近く、市内主要部を縦横に走る阪神高速を通じて名神高速道路、中国自動車道、山陽自動車道へスムーズにアクセスすることができる。また、国道43号線で神戸方面、国道26号線で南大阪方面につながる主要幹線道路へのアクセスに優れ、神戸や京都を含めた関西圏の輸配送に適している。

また、人口密集地に近くJR大阪環状線・大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地線の大正駅から最寄りバス停まで頻繁にバスが運行していることから、従業員を確保しやすい。

このほか、工業専用地域内に位置しているため、365日24時間のオペレーションが可能。付加制震構造を採用して72時間対応の非常用発電機を設置、全館LED照明を採用、屋上に太陽光発電設備を設置するなど、防災・環境面に配慮した設計としている。

■施設概要
所在地:大阪市大正区船町1-2-21
敷地面積:5万5500.47平方メートル(1万6788.89坪)
延床面積:12万1961.26平方メートル(3万6893.28坪)
構造:鉄筋コンクリート造・一部鉄骨造地上4階建て、付加制震構造
設計監理監修:久米設計
設計施工:大林組
施主:大正プロパティー特定目的会社
着工:2017年1月1日
竣工:2018年3月15日