DNPとiPXが提携、メタバース活用で物流DX

M&A大日本印刷（DNP、東京都新宿区）と、製造・物流向け3Dシミュレーションサービスを提供するiPX（アイピーエックス、東京都品川区）は21日、資本業務提携の契約を締結したと発表した。

同提携による主な取り組みとして両社は、省人化や自動化に課題を抱える製造・物流の企業に対して、3Dシミュレーションの代行やシミュレーションソフトウェアの開発を中心とした「産業用メタバース」のサービスを提供。「産業メタバース」は実際の作業環境やプロセスをインターネット上の仮想空間「メタバース」でシミュレーションしてリードタイムやコストを削減する技術。この技術で、製造・物流のオペレーションや人員計画の最適化、現場のレイアウトの見直し、物流業務の効率化・自動化に使うマテリアルハンドリング機器等の導入などを支援する。

またDNPは、iPXのシミュレーションサービスを活用して自社製造拠点のDX（デジタルトランスフォーメーション）を推進する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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