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宮崎県、農産物の物流DX推進へ協議会設立

2020年8月7日 (金)

(出所:宮崎県)

産業・一般宮崎県は6日、農産物の物流でデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するため「みやざき農の物流DX推進協議会」を設立した。

持続可能で効率的な農産物輸送体制の構築を目指すもので、1117万円の調査費用を予算化し、今年度下半期にICT、IoTを用いた高機能パレット、鮮度保持の新たな資材などを調べるほか、出荷情報のオンライン化、電子タグなどの「農業分野に導入できる機器とシステム」を整理する。

またJA、農業法人、運送会社などによる「相乗り輸送」に取り組み、効率性、コスト、ドライバーの負担を把握するとともに、運用に最適な電子システムを検証。デジタル技術を利用した空き施設の無人利用や新たなローカル物流網のシミュレーションについても可能性を探る。