サービス・商品Hacobu(東京都港区)は5日、配車受発注・管理サービス「MOVO Vista」において、多重下請け構造を可視化する新たなダッシュボード機能の提供を開始したと発表した。
新機能では、「取引先との関係性を可視化するダッシュボード」を利用でき、協力運送事業者や、輸配送案件、案件依頼頻度などを可視化できる。依頼件数や台数、車格、平均走行距離、金額、平均単価を一覧で確認でき、支払い金額をリアルタイムで把握できる。
また、「請け負い階層を可視化できるダッシュボード」では、依頼した輸配送案件が何次請けまで委託されているのかを可視化できる。全体の構成比だけでなく運送事業者ごとの請負階層分布も確認でき、3次請け以上の比率が高い輸配送案件や協力運送事業者を確認できる。
物流領域では、荷主企業から元請け事業者が受けた依頼を2次請け・3次請けへと委託する「多重下請け構造」が常態化しており、実際に輸配送を担う運送事業者が適正な運賃を受け取りにくい課題がある。
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