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鉄道貨物の輸送動向、8月は大雨で低調

2013年9月12日 (木)

ロジスティクス日本貨物鉄道(JR貨物)がこのほどまとめた8月分の輸送動向によると、8月は全国で大雨に伴う輸送障害が頻発し、函館線の脱線事故などにより、高速貨257本、専貨2本が運休となった。荷動きは、自然災害による輸送障害の影響を強く受け、月全体で前年を下回った。

コンテナ貨物は、紙・パルプが震災で被災した生産拠点の復旧などで増送となった一方、農産品・青果物は天候不順による作物の発育不良、自動車部品なども国内生産の減少で前年を下回った。この結果、コンテナ貨物全体では0.6%減となった。

車扱貨物は、セメント・石灰石が顧客の生産体制変更に伴い増送となったものの、石油の出荷が価格高騰を受けて低調となり、全体では5.9%減となった。