調査・データフランスの大手トラックメーカー、ルノートラックは2月28日、2024年の業績を発表し、2023年の新車納入は5万6898台だったと発表した。
販売先では、ヨーロッパ向けが5万444台で、その他が6454台。積載量別では、中型・大型車両は3万6749台、小型商用車は2万149台だった。全体的に販売量は減少しているが、市場シェアはやや拡大し、16トン超の分野ではEU市場の9.1%を占め、前年より1ポイント拡大した。特にスペインやポルトガル、ルーマニア、リトアニア、英国で顕著な伸びをみせた。フランス国内では、16トン超分野で29.7%のシェアだった。
EV(電気自動車)は1628台で、このうち中型・大型EVは1003台、小型商用車は625台だった。
中古トラック市場では大幅な成長を記録し、前年より21%多い7127台を販売した。同社の電気トラックも中古トラック市場に登場した。
同社は、24年の電気トラックの受注が36%増加して2000台以上に達すると予想しており、2025年も順調な販売台数の伸びを予測している。「今後、最大600キロの航続距離を実現する電気トラクターユニットの発売や、ルノーとボルボの合弁会社、フレキシスが開発した電動小型商用車が市場の注目を集めるだろう」としている。
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