環境・CSR三菱ケミカルグループ(東京都千代田区)は4日、同グループが属する世界的な化学メーカーのプラットフォーム、グローバル・インパクト・コーリション(GIC)が、使用済み自動車のプラスチックリサイクルのサプライチェーン構築を目的とした実証実験プロジェクトを2月に開始したと発表した。GICに参画する7社が共同で取り組む世界初の試みで、欧州でのリサイクルの効率化と低炭素社会の実現を目指す。
プロジェクトでは、リサイクルプロセスの各工程を担う企業や団体と連携し、100台の使用済み自動車からプラスチックを回収し、10種類のポリマーに分類。参画する化学メーカーが、それぞれのポリマーの特性に応じたリサイクルを実施する。欧州連合(EU)のELV指令に対応した取り組みであり、得られた結果をもとに、大規模なクローズドループリサイクルの実現を目指す。
三菱ケミカルグループは、日本で唯一のGICメンバーとして、持続可能な資源管理に向けたモビリティー分野の環境対応を推進する。
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