
▲シーボーン・ソジャーン(出所:商船三井」)
荷主商船三井は5日、米国のシーボーンから3万2000トン型のクルーズ船「シーボーン・ソジャーン」を追加購入し、2026年後半に運航を開始すると発表した。本船は商船三井のクルーズブランド「MITSUI OCEAN CRUISES」のもと、日本近海での短期から中期のクルーズに投入される予定だ。
同社は23年3月にシーボーンから別のクルーズ船を購入し、24年12月より「MITSUI OCEAN FUJI」として運航を開始した。今回の追加購入は、この運航を通じて得た知見を生かし、より高品質なサービスを提供するためのもの。さらに、今後予定されている2隻の新造船の投入に先駆け、クルーズ事業の拡大を前倒しする目的もある。本船は三井オーシャンフジの姉妹船であり、共通の設計を活用することで、運営の効率化とサービス品質の向上が期待されている。
本船は全長198メートル、全幅25.6メートルで、客室229室、乗客定員は458人。日本籍船として運航し、瀬戸内海や沖縄、北海道の離島、市街地近くの港など、多様な寄港地を設定する。
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