ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

商船三井、北米西岸で邦船社初のLNGバンカリング

2025年3月5日 (水)

▲LNG燃料供給の様子(出所:商船三井)

荷主商船三井は5日、カナダのシースパンエナジーと協力し、1日にバンクーバー港でLNG燃料自動車船へのLNG燃料供給(LNGバンカリング)を実施したと発表した。邦船社が北米西岸でLNGバンカリングを行うのは初めてであり、Ship to Ship方式による自動車船への供給としては世界初となる。

今回のバンカリングでは、シースパンエナジーが運航するLNG燃料供給船「Seaspan Garibaldi」が、同港のイングリッシュ・ベイに停泊中の商船三井運航の自動車船「Lake Herman」へ燃料を供給した。これまで北米西岸にはLNG燃料の供給拠点がなく、LNG燃料船の運航に制限があったが、この取り組みにより供給インフラが拡大し、環境負荷の低いLNG燃料船の配船可能地域が広がることになる。商船三井は今後も北米西岸の他港でのLNGバンカリングに取り組み、LNG燃料船の導入を推進するとしている。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com