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MSDとリードテック、物流変革のため戦略的協業

2025年3月5日 (水)

M&Aシステム開発のMIRAIt Service Design(MSD、東京都千代田区)は5日、清水建設の子会社のリードテック(東京都中央区)と、物流業界の変革を目指し戦略的協業を進めることで合意したと発表した。MSDはリードテックが手掛けるフォークリフト搬送システムの環境構築から運用、監視までワンストップで支援する。

リードテックは、搬送ロボット分野で世界的なシェアを持つ中国VisionNav Robotics社の無人搬送フォークリフトを使った各種システムを提供。建屋の新築時に各種システムをビルトインして、無人搬送フォークリフト導入の初期投資を抑える次世代型物流センターの提案も行っている。

今回の戦略的協業に基づき、MSDはICT分野のノウハウを活用して、リードテックが提供する搬入システムのオペレーションソフトの環境構築から運用、監視、保守の全工程を担う。現在、成田空港での無人フォークリフトシステム導入とテストを初期プロジェクトとして進めている。

両社は今後、2026年までにサービスの導入規模を現状の8倍に拡大することを目指している。

同社は「協業を進めることで、物流業界での効率化と人材不足の解消を同時に実現し、業界全体の課題解決に寄与する」としている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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