ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

AirX、空のインフラ構築へ12.5億円の資金調達

2025年3月5日 (水)

財務・人事ヘリコプターやビジネスジェットなどのエアモビリティを活用した予約プラットフォーム「AIROS Skyview(エアロススカイビュー)」を運営するAirX(東京都千代田区)は5日、西武ホールディングスの子会社、ブルーインキュベーションなど11社を引受先とした第三者割当増資を実施し、シリーズBラウンドで計12億5000万円の資金調達を行ったと発表した。累計調達額は15億円となり、「空飛ぶクルマ」の実現を見据えて、ポートの整備や旅行商品の開発などを進める。

同社は、移動や遊覧などの空の旅客サービスの実現を目指し、ヘリポートの運用や運行管理、予約受付、決済などを統合したプラットフォームを開発、運用。現在、関東や関西を中心に全国11ポートを用意し、これまで累計2万5000組以上の利用があった。

空飛ぶクルマの実現に向けた国の取り組みにも当初から参加し、機体メーカーとも連携。2023年には、無操縦者航空機(パイロットが搭乗しない航空機)の離島間飛行に国内で初めて成功した。現在、全国17自治体と連携し、セスナ機やヘリコプターをシェアリングする「エアシェアリングサービス」の2027年開始を目指している。

同社は調達した資金で、空限定の旅行商品の開発のほか、都市部やベッドタウン、観光地でのポート整備、さらに機体の整備・格納に関する大規模投資を進めるとしている。

また、空飛ぶクルマやヘリコプターを活用した社会の実現に向け、西武グループのほか、ダイビルや東日本高速道路(NEXCO東日本)などの出資社とともに新たなサービスの開発を進める。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com