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CNH、巨大倉庫でオートストア導入の事例を公開

2025年3月6日 (木)

調査・データ産業機械や商用車の製造・販売を手がけるCNHインダストリアル(イギリス)は4日、同社の部品倉庫における自動化事例について公表した。

(出所:CNHインダストリアル)

アメリカ・インディアナ州レバノンにある同社の部品倉庫では新しいモデルのパーツを在庫に加えると同時に古い機械の在庫も保管する必要があり、スペースが不足しつつあったという。同社のエンジニアチームはスペアパーツの取り出しを自動化すればスペースを解放できると考えたものの、倉庫の屋内スペースは7万8000平方メートル、屋外保管スペースは4万7000平方メートルと広く、小さなナットやボルトから巨大なタンク、トラクターのキャブまで35万個の部品が保管されているため、様々なサイズに対応できるソリューションが必要とされた。

そこでチームは自動倉庫システムを専門とするノルウェーのオートストアのソリューションを検討。オートストアはルービックキューブのようなグリッド状のスペースにコンテナを配置し、注文が入ると自動カートを送って指定のコンテナを回収して梱包ステーションに運ぶシステム。サイズ、重量、売れ行きの早い製品か遅い製品かなどの基準で分類してオートストアを導入し、ダウンタイムゼロ、生産性の向上、コスト削減、持続可能性を実現した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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