サービス・商品アークエルテクノロジーズ(福岡市中央区)は6日、EVトラックの最適充電マネジメントシステム「AAKEL eFleet」のサービス提供を開始すると発表した。グリーンコープ生活協同組合くまもと(熊本市西区)およびグリーンコープでんき(福岡市博多区)に提供し、EVトラックの運用最適化と電力調達コストの削減を支援する。
グリーンコープくまもとは2027年までに営業車および配送車をすべてEV化する計画を進めており、段階的な導入を進めている。しかし、複数の商用EVを運用する際には、電気料金の高騰や施設全体の電力需給バランスの管理が課題となっていた。今回導入されるeFleetは、電力市場価格、車両の充電残量、施設の電力需要を基に曜日や時間帯ごとに最適な充電スケジュールを自動制御することで、充電コストの抑制と電力需給の最適化を実現する。
eFleetは、複数のEVトラックを一括管理し、充電スケジュールの最適化を行う機能を備える。遠隔操作により充電状況の監視が可能で、電力使用量の履歴管理や充電計画の柔軟な調整が行える。また、電力市場価格を考慮したダイナミックプライシング機能を活用することで、運用コストを削減し、持続可能なEV運用を支援する。
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