ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

SBS東芝ロジ、物流改善でJILS最高位認定

2026年5月15日 (金)

(出所:SBS東芝ロジスティクス)

認証・表彰SBS東芝ロジスティクス(東京都新宿区)は15日、日本ロジスティクスシステム協会(JILS)が運用する「物流現場改善優良認定」制度で、「物流現場改善優良認定2026 ダイヤモンド」に認定されたと発表した。13日にJILS主催の「全日本物流改善事例大会」で表彰された。26年度のダイヤモンド認定は、同社のほか花王、コマツ物流の計3社だった。

同制度は、物流現場の改善活動に継続的に取り組む企業を認定するもので、26年度は23年4月1日から26年3月末までの活動が対象。全日本物流改善事例大会での発表内容に応じてポイントが付与され、過去3年度分の累積ポイントにより5段階で認定される。

今回、SBS東芝ロジスティクスでは2件の改善事例が評価対象となった。1つ目は、屋外保管品の二重包装、クレーンによる積み付け・固定作業、用紙コピーなど、現場で非効率とされた作業を見直した取り組み。既存ルールに沿った作業の中に残るムダを洗い出し、作業時間と費用の削減につなげた。

2つ目は、中重量製品の梱包で使うプラスチック含有充填材を紙系緩衝材に切り替えた脱プラ対応。定量評価により切り替え可能と判断し、包装容積を79%、包装コストを83%削減した。環境対応を目的にしながら、保管・輸送効率とコストにも効果を出した点が特徴となる。

同社は同大会で、2拠点の改善事例も発表した。営業第4部は、家電繁忙期対応として拠点分散、他社協業、パレット納品を組み合わせた取り組みを紹介。荷主の販売拡大に合わせ、物量の閑散状況に応じた拠点を構築し、海外生産拠点と連携して分散陸揚げを実施した。協業先への在庫預け入れやエアコンのパレタイズ納品により、積み込み・荷卸し時間を140分短縮し、全体物量の10%を分散した。

那須ロジセンターは、棚搬送ロボット導入による効率化を発表した。荷主との共同施策として生産部材の外部集約化を進め、自社倉庫での業務立ち上げと並行して棚搬送ロボットを導入。荷主側にも依頼情報の整流化や要件設計を働きかけ、作業生産性と品質の向上、人員削減につなげた。

両事例はいずれも、現場単独の改善にとどまらず、荷主、協業先、海外生産拠点を含むサプライチェーン全体の運用設計に踏み込んでいる。物流改善は省人化や自動化だけでなく、荷姿、納品形態、拠点配置、情報の出し方まで含めた再設計が問われる段階に入っている。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com

LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。

ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。