荷主Terra Drone(テラドローン、東京都渋谷区)は14日、サウジアラビア子会社のTerra Drone Arabiaを通じ、世界最大級の総合エネルギー・化学企業が保有する石油・ガスパイプライン向けドローン保安監視業務を受注したと発表した。受注金額は4億600万円で、2027年1月期中に開始予定。実施期間は1年間。
対象となるのはサウジアラビア王国東部地域の広大な管理区域内に敷設された石油・ガスパイプライン。高解像度カメラを搭載した長距離・長時間飛行型ドローンを用い、定期巡回や異常発生時の状況確認を行う。AI(人工知能)による自動検知機能も導入し、不法侵入や漏洩の兆候などを抽出・特定することで監視精度を高める。
石油・ガスパイプラインはエネルギー供給を支える重要インフラであり、広域にわたる監視体制の構築が課題となっている。特に異常発生時には迅速かつ正確な状況把握と初動対応が求められることから、ドローンを活用した広域・高頻度の巡回監視需要が高まっている。

(出所:Terra Drone)
同社はこれまで、中東地域でアブダビ国営石油会社ADNOC向け施設点検をはじめ、世界各国でドローン点検プロジェクトを展開してきた。グループ会社を通じ、シェルの欧州最大規模製油所やBASF向けなど累計1500件以上のプロジェクト実績を持つ。FPSO向け板厚計測では、UTドローンによる計測方法で世界初となるABS(米国船級協会)の承認を取得している。
今回の案件では、テラドローンが技術パートナーとして単独受注した点も特徴。取得映像を基に異常箇所を特定し、位置情報とともに報告することで、保安監視だけでなく初動対応支援も行う。
同社は今後、サウジアラビアの石油・ガス分野を中心に、ドローンを活用した各種ソリューション提供を強化する。徳重徹社長は「重要インフラである石油・ガスパイプラインの保安監視を担い、サウジアラビアにおけるドローン事業の持続可能な成長と技術革新の基盤づくりに取り組む」とコメントした。
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