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ヒューテックノオリン、27年に川崎で冷凍拠点開設

2025年3月12日 (水)

拠点・施設SGホールディングスグループにおいて、低温物流事業を担うC&Fロジホールディングス(東京都新宿区)の主要な事業会社であるヒューテックノオリン(東京都新宿区)は12日、神奈川県川崎市川崎区で日本GLP(東京都中央区)が開発を進める国内最大級の冷凍・冷蔵マルチテナント型物流施設「GLP 川崎Ⅱ」内に、単一施設として収容規模最大の冷凍物流拠点を開設すると発表した。

▲GLP川崎Ⅱの施設外観イメージ(出所:SGホールディングス)

同社では近年の冷凍食品の需要の高まりを受け、保管スペースは常に満庫状態に近く、外部の冷凍倉庫への再保管などオペレーションが煩雑になるケースもあることから、今後も高品質なコールドチェーンを維持するために、この度新たな物流拠点を開設することとした。

同施設は「GLP 川崎Ⅱ」のキーテナントとなる予定。同施設西側のうち、1階から3階までの延床面積3万8600平方メートルを使用し、収容能力は5万5000トンと同社の単一施設としては収容規模最大となる。東扇島の施設と併せ、最大保管可能能力は従来の1.5倍に増強される。

「GLP 川崎Ⅱ」は、立地が首都高速道路神奈川1号横羽線の浜川崎インターチェンジ(IC)から1.5キロ、神奈川6号川崎線の大師ICから4.6キロと、都心への輸配送に適している。またJR鶴見線昭和駅から徒歩1分と通勤の利便性が高く、雇用確保にもつながる。テナントとして利用できるラウンジやレストラン、無人売店などが設置予定であり、従業員の労働環境の向上も期待できるという。

「GLP 川崎Ⅱ」は2025年3月に着工し、2027年9月に新拠点として開設する予定。

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LOGISTICS TODAY編集部
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