調査・データ日本貨物鉄道(JR貨物)が12日発表した2月の輸送動向によると、コンテナ輸送は前年同月比1.8%減の144万8000トン、車扱は同5%増の81万8000トン、合計では0.5%増の226万6000トンだった。
コンテナでは「エコ関連物資」が中央新幹線建設工事に伴う発生土の運搬により前年を上回ったものの、「積合せ貨物」は冬型の気圧配置に伴う雪害での列車運休により前年を下回った。また「農産品・青果物」は九州地区の馬鈴薯や生野菜が天候不順により低調な荷動きとなったほか、「食料工業品」は鉄道シフトが続いた清涼飲料水やビール類は前年を上回ったものの、輸送障害の影響により菓子や砂糖などが減送となり、前年を下回った。
車扱は「石油」が寒波の影響により灯油の需要が増加したほか、ガソリンや軽油が堅調な荷動きとなり、前年を上回った。
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