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JR貨物1月、コンテナ・車扱ともに前年比増

2022年2月17日 (木)

(イメージ)

調査・データ日本貨物鉄道(JR貨物)が16日発表した1月の輸送動向によると、輸送量がコンテナが139.3万トン(前年同月比2.6%増)、車扱が87.2万トン(同4.1%増)で、合計は226.5万トン(3.2%増)となった。

JR貨物によると、コンテナは、各都道府県で発令されたまん延防止等重点措置に加え、北日本地区で相次ぐ雪害の影響を受けたものの、前年の緊急事態宣言や津軽線等の大雪による列車の運休の反動で、化学薬品や積合せ貨物、食品工業品などで前年を上回った。

積合せ貨物は、3月および10月からのブロックトレイン運転開始等により前年を上回ったほか、化学薬品は、一部顧客の新規区間での輸送開始等により増加となった。

一方、自動車部品は、半導体不足および東南アジアからの部品調達困難に加え、国内でのオミクロン株感染拡大に伴い各社で生産調整を行った影響で減少となった。

車扱は、石油が前年に緊急事態宣言下での外出自粛に伴い揮発油を中心に低迷していた反動により、前年を上回った。