荷主豊田合成は12日、車載エアコンの送風口であるレジスタを薄型化した「超薄型レジスタ」を開発したと発表した。インストルメントパネルの省スペース化が進むなか、従来のレジスタは複数のフィンによる風向制御機構のため厚みがあり、パネル内でスペースを占めていた。
同社は、独自の風向制御機構を採用し、開口部を狭めても風力を損なわず風向きを調整できる技術を開発。これにより、従来製品に比べ厚みを40%削減した。この薄型化により、車内の開放感向上や視認性の確保に貢献するとしている。この超薄型レジスタは、ことし3月にトヨタ自動車が中国市場向けに発売したbZ3Xに採用されている。
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