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豊田合成グループ会社、RD燃料の実用実証に参加

2023年10月13日 (金)

調査・データ豊田合成は12日、グループ会社のTGロジスティクス(愛知県一宮市)がCO2削減の取り組みの一環として、軽油の代替燃料である「リニューアブルディーゼル燃料」(RD燃料)の有効性を確認する実証実験に参加すると発表した。RD燃料は廃食用油などから製造される燃料で、石油由来の燃料と比べてCO2排出を9割削減でき、車両や給油設備を変更せず導入できるメリットがある。

TGロジスティクスでは、国内でのRD輸送などのサプライチェーンを構築している伊藤忠エネクスとの実証実験用として、既存の軽油トラック1台にRD燃料を使用しており、一宮市と名古屋港の2つの物流センター間を月に3000キロ走行し、年間26トンに相当するCO2の削減を見込む。

同社は55台のトラックを保有しており、今回の実証実験の結果を踏まえてRD燃料の本格導入を検討し、2050年までのカーボンニュートラルへの取り組みを推進する。

▲TGロジスティクスのRD燃料専用トラック(出所:豊田合成)

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LOGISTICS TODAY編集部
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