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TDB、2月物価上昇や寒波の影響で個人消費低迷

2025年3月14日 (金)

調査・データ帝国データバンクは12日、ことし2月の景気動向調査結果の解説動画を公開した。

同調査によると、景気DIは前月比0.1ポイント減の43.5となり、2か月連続で悪化した。物価上昇や寒波の影響で個人消費が低迷し、建設や製造業の悪化が目立った。今後は賃上げによる個人消費の回復が期待されるものの、輸出産業に対する海外リスクが重荷となり、横ばい傾向が続く見込みだ。

業界別では、10業界中6業界で悪化が見られた。特にサービス業(49.0)は前月比0.2ポイント減となり、2か月連続で悪化した。宿泊業や飲食店は、物価高や悪天候による影響で集客が伸び悩んだ。また、製造業(39.8)は0.3ポイント減で3か月連続の悪化となり、特に輸送用機械・器具製造が1年ぶりに30台に落ち込んだ。一方、農業(46.8)は1.7ポイント増加し、2か月連続で改善した。コメや鶏卵の価格上昇が農業関連の景況感を押し上げたが、燃料や飼料費の高騰によるコスト負担も見られた。

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LOGISTICS TODAY編集部
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