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いすゞ「エルフ」、UD「クオン」計41台がリコール

2025年3月14日 (金)

行政・団体国土交通省は14日、リコール対象が100台未満と少数の届出について発表した。

東プレ(東京都中央区)から届け出のあったリコールの対象車は、2022年12月2日から2024年2月10日に製造された、いすゞ「エルフ」で台数は21台。冷蔵冷凍車の左最前方シャーシUボルト座金において、設計時の検討が不十分だったため、水素燃料タンクとUボルト座金の隙間が不足しているものがある。そのため、走行時の振動などにより、水素燃料タンクとUボルト座金が繰り返し干渉し、そのままの状態で使用を続けると、水素燃料タンクが破損し、最悪の場合、走行中にエンジンが停止するおそれがある。

UDトラックス(埼玉県上尾市)から届け出のあったリコールの対象車は、2023年6月13日から2024年10月15日に製造されたUDトラックス「クオン」で台数は20台。電子制御ステアリング(UDAS)装備車において、ステアリングコラムシャフトの嵌合部を締結するボルトの締付け作業指示、および検査システムの設定が不適切なため、当該ボルトが規定トルクで締め付けられていないものがある。そのため、ステアリング操作でボルトが緩み、異音が発生し、そのままの状態で使用を続けると、コラムシャフトの嵌合部が摩耗し、据え切りなどのハンドル操作時に嵌合の凹凸がずれて、ハンドルの操作性に影響を及ぼすおそれがある。

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LOGISTICS TODAY編集部
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