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プロペラシャフトの不具合で新たな対象車両を追加

UDトラックス、大型トラック「クオン」159台をリコール

2014年6月17日 (火)

行政・団体UDトラックスは17日、大型トラック「クオン」のリコールを国土交通省に届けたと発表した。2010年3月5日から11年6月1日にかけて製造した159台のプロペラシャフトに不具合があり、最悪の場合、プロペラシャフトが脱落して走行不能となるおそれがある。

この不具合は、12年9月6日と13年8月27日に届け出たリコールで、新たに対象となる車両が確認されたため、対象車両を追加するもの。

大型トラックのプロペラシャフトでスプラインシャフトの寸法が小さいため、結合するフランジとの間の遊びが大きいものがあり、フランジとスプラインシャフトを固定する締結用ボルトに過大な入力が生じることがあり、そのままの状態で使用を続けるとボルトが折損し、最悪の場合はプロペラシャフトが脱落し走行不能となるおそれがあるという。

同社は対象となる全車両のプロペラシャフトを良品と交換する改善措置を実施する。