財務・人事ダイムラー・トラック(ドイツ)が14日に発表した内容によると、2024年の連結決算は、売上高が前年比3%減の540億7700万ユーロ、EBIT(利払前・税引前利益)が同15%減の46億6700万ユーロだった。2024年の商用車販売台数は世界で46万409台となり、前年同期(52万6053台)と比較して12%減少。電気トラックとバスの販売台数は17%増加し、4035台(前年3443台)となった。
部門別では、北米トラック部門とダイムラー・バス部門は引き続き好調。メルセデス・ベンツ・トラック部門はブラジルで非常に好調だった一方、欧州の主要市場での需要低迷の影響を受けた。アジア・トラック部門は市場が低迷する中、事業運営は堅調だった。
2025年度の見通しについては、北米の大型トラック市場が28万-32万台(2024年30万8000台)の範囲になると予測。EU30地域の大型トラック市場は2025年を通じて低迷が続き、27万-31万台(同31万5000台)の範囲になると見込んだ。結果、グループ全体の販売台数を46万-48万台(同46万409台)の範囲と予測。収益は520億-540億ユーロ、調整後EBITは24年に比べて5-15%増加すると見込んだ。フリーキャッシュフローは24年に比べて10-25%減少する見通しで、全体として24年に比べ25年の事業は安定すると予想した。
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