財務・人事キャセイパシフィック航空(香港)の日本支社は18日、キャセイグループの2024年度(1月-12月)決算を発表した。総売上高は前年比10.5%増の1043億7100万香港ドル、純利益は同1%増の98億8800万香港ドルと増収増益だった。
同社の貨物事業部門であるキャセイカーゴは好調な業績を示し、特に昨年後半は強力な電子商取引(EC)需要がその主要な要因となった。全体として、貨物取扱量は前年と比較して11%増加し、収益は3%向上した。
同グループの航空会社は運航便数を増やしたものの、燃料費は低下し、燃料の平均搭載単価(ヘッジを除く)は前年比で9%以上低くなった。さらに、旅客数と貨物量の両方が増加したことで、キャセイグループ(子会社や関連会社を除く)は固定費をより広い基盤に分散することができ、全年と比較して1トンキロあたりのコスト(燃料を除く)を4.5%削減することに成功した。
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