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クリーニング144店を“保管拠点”に転換、サマリー

2026年4月9日 (木)
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荷主サマリー(東京都千代田区)は9日、クリーニング店舗を起点とした衣類保管サービス「どこでもクローゼット」(どこクロ)の展開を開始したと発表した。「ホワイト急便」「ポニークリーニング」と協業し、4月時点で東京・神奈川・千葉・栃木の144店舗で運用する。衣類を1着単位で店頭に持ち込むだけで預け入れでき、専用施設で保管後、スマートフォンから取り出し指示が可能となる。

従来の宅配型収納サービスと異なり、段ボール梱包や集荷待ちを不要とし、生活動線上の店舗を窓口とする。保管中の衣類は写真付きで管理され、店頭受け取りまたは宅配での返却に対応する。保管料は1着あたり月額190円で、クリーニングの有無にかかわらず利用できる。

衣類のカジュアル化やイージーケア素材の普及によりクリーニング需要が変化する一方、都市部での収納スペース不足が顕在化。店舗網を活用した保管サービスは、クリーニング店にとって新たな収益機会となると同時に、消費者側の保管ニーズを取り込む形となる。

物流の観点では、衣類の預け入れ・保管・取り出しを分散拠点と集中保管施設で組み合わせるハブ&スポーク型の運用モデルといえる。1着単位の入出庫に対応するため、在庫管理の粒度やピッキング精度が求められるほか、店舗と保管拠点間の輸送効率や回転率の最適化が運用の鍵となる。加えて、布団など大型アイテムにも対応することで、保管スペースと輸送キャパシティーの確保も重要となる。

2025年春からの実証を経て本格展開に移行しており、今後は提携店舗の拡大を通じてサービスエリアを広げる。クリーニング店舗を起点とした“分散型保管インフラ”の構築が進めば、都市部におけるマイクロフルフィルメントの一形態として、生活密着型物流の新たなモデルとなる可能性がある。

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