サービス・商品ZENSHO HOLDINGS(愛知県春日井市)は21日、全国の公道を走行する貨物車両を広告媒体とする「貨物運送トラック広告」サービスを開始すると発表した。軽トラックから10トントラックまでの車体全体を広告スペースとして活用し、最大390インチ相当の広告面を通じて、生活者の視界に自然に訴求する仕組みを導入する。

(出所:ZENSHO HOLDINGS)
同サービスでは、提携する運送業者が日常の配送業務を行いながら広告車両として走行する点が特徴で、従来のアドトラックと異なり運行範囲や時間の制限が少ない。配送ルート上で通勤者やドライバー、公共交通機関の乗客などに接触できるため、広告の露出機会が飛躍的に拡大する。SNSとの相性も良く、街中で目撃された広告車両が情報拡散の契機となる可能性もあるという。
物流面では、広告収益の一部をドライバーの待遇改善や採用支援、さらに物流インフラの強化に再投資する仕組みを採用している。2024年問題など運送業界が抱える構造的課題への対応策としても期待されており、持続可能な広告モデルとして注目を集めている。料金は月額3万円からと低価格で、エリアや車両台数も自由に選べる。
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