サービス・商品サイエンスアーツは24日、高速道路の維持管理や除雪作業における業務効率化を目的として、ライブコミュニケーションツール「Buddycom(バディコム)」が、中日本高速道路(NEXCO中日本)に採用されたと発表した。同社は、同ツールが事故・災害対応や通行止めの際の指示伝達、除雪作業中の連携支援などにも活用されているとしている。
NEXCO中日本は、人口減少社会を見据えた高速道路事業の高度化・効率化を目指し、「i-MOVEMENTプロジェクト」を推進。バディコム導入前はIP無線とスマートフォンの併用で業務を行っていたが、走行音による通話の聞き逃しや通信手段の混在による指示の錯綜が課題だった。同ツール導入により、情報を一斉共有しやすくなり、通信手段の集約によって全作業員が現場状況を把握できるようになった。
また、音声のテキスト化機能により伝達ミスが減少し、映像共有機能で災害時の状況報告も迅速に行えるようになった。携行機器の軽量化も実現し、作業員の負担軽減にもつながっている。物流面では、通行止め時の先頭固定車と後尾警戒車両間の無線連携が強化され、現場対応の迅速化と正確な指示伝達に寄与している。
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