国内神奈川県川崎市は21日、日鉄興和不動産が高津区および中原区で計画している「高津物流施設計画」に関し、条例に基づく環境影響評価審査書を公告したと発表した。これは、同市の条例に基づく一連の評価手続きを経たうえで、環境への影響や必要な保全措置を明記した文書である。
同計画は、準工業地域に指定された4万6480平方メートルの敷地に、地上6階建て、高さ42メートルの鉄骨造物流倉庫(一部産業支援施設)を建設するもので、延べ面積は11万790平方メートル。計画地には122台分の駐車場と217台分の駐輪場が設けられる。物流拠点としての活用を想定し、施設内にはバースも設けられる予定で、完成後の地域輸送需要への対応強化が見込まれている。
物流施設の整備にあたり、温室効果ガスの排出抑制や騒音・振動への配慮、建設発生土や廃棄物処理の徹底が求められている。また、交通混雑緩和策として、渋滞が懸念される交差点への対応や通学路への配慮も盛り込まれた。
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