Lalamove、4月から関西での配送サービス開始

サービス・商品軽貨物配送や小規模引っ越し配送を展開するLalamove Japan（ララムーブ・ジャパン、東京都千代田区）は26日、関西地区での配送サービスを4月1日から開始すると発表した。軽貨物配送や小規模引っ越し配送のサービスを提供し、関東で好評の「セルフ引っ越し配送」も同時展開する。

同社の中澤英誠マネージングディレクターは「物流・運送業界における2024年問題をきっかけとして昨年8月に日本へ参入を果たし、まず1都3県でのサービス展開からスタートした。その後、着実にサービスエリアを拡大し、群馬県、茨城県、山梨県まで配送網を広げることができた。特に、地域のニーズに合わせたきめ細かなサービス提供を心がけてきた」と説明。さらに「私たちの目標は、最新のテクノロジーを活用した配送の効率化、各地域における中小企業を含むビジネスの活性化、そして新たな雇用機会の創出だ。これらの取り組みを通じて、人手不足やラストマイル配送の非効率性など、日本の物流業界が現在直面している本質的な課題の解決に積極的に貢献していきたいと考えている」と意気込みを語った。

記者発表会に参加した俳優・タレントの杉浦太陽氏は「ドライバーとすぐにマッチングでき、料金も手頃なサービス」と評価。また、大阪出身者として「旅行や買い物、引っ越しなど、さまざまな場面で活用できる」と関西での展開への期待を示した。

（出所：Lalamove Japan）

関西エリアのサービス開始を記念して、同社では4月1日から期間限定の特別キャンペーンを実施する。このキャンペーンでは、新規ユーザーを対象に初回配送料金が最大40％オフとなる特典を提供する。さらに、サービスの拡充に向けて、現在主力となっている軽貨物車両に加えて、1トンバンをはじめとする大型車両も順次導入予定だ。2013年に香港で設立されたLalamoveは、アジア地域での急速な成長を経て、現在ではアジア、ラテンアメリカ、EMEA（ヨーロッパ、中東、アフリカ）の13の市場において、革新的な配送サービスを展開している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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