サービス・商品IDEC AUTO-ID SOLUTIONS(大阪市淀川区)は27日、AIとOCR技術を組み合わせた新ソフト「ラベルAI識別OCR」を発売すると発表した。物流や倉庫現場におけるラベル情報の読み取りを自動化し、作業時間の短縮と人的ミスの削減を実現する。Android端末で撮影したラベル画像をAIが瞬時に識別し、文字情報やバーコードを一括でデータ化できるのが特長。
同ソフトは、入荷検品や照合作業など目視に頼っていた業務をデジタル化する。ラベルの情報は事前に学習済みのAIが自動で認識し、指定箇所の文字やコードを読み取ってデータ化する。作業の属人化を防ぎ、作業者によるばらつきや記録ミスを抑える。設定ツールを使えば、読み取り位置の細かなカスタマイズも可能となっている。
物流現場での実装を支援するため、同社は無償のSDK(アプリケーション開発キット)を提供し、既存のアンドロイド・アプリケーションへの組み込みにも対応。導入時は端末ごとに利用ライセンスを購入する形式で、費用の明確化と運用の柔軟性を両立させている。
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