サービス・商品ハレックス(東京都品川区)は27日、生成AIで気象データを活用できるAPIの提供を4月1日から開始すると発表した。対話型AIエージェントや自動運転などの分野での活用を見込み、気象データとの連携によるユースケース創出を目指す。同社は3年後に売上20億円の達成を掲げ、共創パートナーの募集も開始した。
同社の新サービスは、検索拡張生成(RAG)技術により生成AIが気象データを活用可能にするもの。2012年から続くAPI提供の実績を活かし、正確な出力やスピーディなPoC開始、拡張性の高さ、低コスト運用などを特長としている。データは3次メッシュコードで管理され、他データとの連携も容易という。
物流分野でも、気象データによる運行ルート最適化支援といった応用が期待される。例えば、ドライバーに対して気象予測を踏まえた効率的な配送ルートを提案するAIエージェントの構築が可能となる。今後は生成AI開発企業やサービス提供事業者との連携を加速させ、気象データの活用領域をさらに広げる。
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