環境・CSRブルーイノベーション(東京都文京区)は27日、日本大学豊山女子高等学校と共同で、板橋区の課題をドローンで解決する取り組みを進めていると発表した。3月12日には、板橋区役所本庁舎にて「研究成果発表会」を開催し、物流や環境をテーマにした高校生のドローン活用による実証実験を報告した。
この取り組みは、文部科学省のアントレプレナーシップ教育の一環で、ドローン部の2年生「物流チーム」は、坂の多い板橋区において、高齢者や子供連れの買い物時の負担軽減を目的に、ドローン配送サービスを提案。実証実験では、ドローンの上昇移動の優位性が確認される一方で、荷物の積み込みや受け取り、離着陸場所の確保といった課題も明らかになった。
会場ではそのほかにも、獣害対策や万引き犯の追跡などをテーマにしたドローン活用案が披露され、専門家からは物流やモニタリング分野での高校生による視点の鋭さに高い評価が寄せられた。
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