日韓が水素・アンモニア活用の相互協力を確認

行政・団体経済産業省は27日、韓国産業通商資源部と26日に東京で第2回日韓水素アンモニア等協力対話を実施し、水素・アンモニア分野における相互協力の強化を確認したと発表した。

今回の対話では、日韓両国が設置した4つの作業部会により、水素アンモニアの供給網整備やモビリティ分野の国際標準策定、安全対策の情報共有、炭素排出量の測定手法などの分野で議論が行われた。物流面では、日韓の民間団体が主導し、水素・アンモニアのサプライチェーン構築とモビリティ分野への活用を推進する協力プラットフォームを設立し、イベント開催などを通じて具体的な連携を図る方針が示された。

両国は、水素社会推進法やクリーン水素発電入札制度などの政策情報を共有し、水素アンモニアの需要拡大とサプライチェーンの国際的な構築に向けた継続的な協力を確認。2050年カーボンニュートラルの実現に向け、水素アンモニアの供給と利用の拡大を視野に、今後も協力体制を強化する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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