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ムーボ・バース、3か月で24拠点へ導入事例公開

2025年3月27日 (木)

調査・データトラック予約受付サービス「MOVO Berth(ムーボ・バース)」などを展開するHacobu(ハコブ、東京都港区)は27日、MDロジス(中野区)がムーボ・バースを3か月間で24拠点に導入したとして、ホームページでその取り組み事例を公開した。

MDロジスは、大手電機メーカーグループの物流機能を担う会社として1958年に設立。半導体から家電、自動車機器、重電機器、防衛・宇宙分野まで多種多様な製品に対応している。

同社がムーボ・バースを導入したのは、国が物流の適正化などに向けてガイドラインを示すなどしたことがきっかけで、コンプライアンス対応として物流効率化の取り組みを推進することになった。

同社では、既に10拠点でムーボ・バースを先行導入しており、現場での評価も高かったことから、追加導入を決めた。しかも、3か月で24か所というスピードで導入を完了させることになった。

このため、同社は本社とハコブで導入プロジェクトチームを立ち上げ、計画を立案。ハコブのカスタマーサクセス部署との密接な連携で運用パターンを整理し、各工場直結の事業所やロジスティクスセンターに導入を開始した。各拠点によって使用する機能が異なり、設定方法も変わるなど難しい点もあったったが、ハコブの担当者のサポートもあり、導入を予定通り完了できた。

導入後は、ムーボ・バースから各拠点の荷待ち・荷役に関するCSVデータをダウンロードし、各KPIをモニタリングできる仕組みを構築した。荷待ち・荷役時間や予約率、データ取得率を中心にモニタリングし、滞在時間が2時間を超過した車両が発生した場合には、各拠点に理由を確認し、改善につなげている。

また、本社と拠点間のコミュニケーションが増え、お互いの業務への理解が深まったほか、物流の効率化に対する社員の理解も広がったという。

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LOGISTICS TODAY編集部