調査・データ三菱ふそうトラック・バス(神奈川県川崎市)は27日、2024年のカーボンニュートラル化に向けた実績を発表した。主力の電気小型トラック「eCanter」の国内販売台数が前年比23%増となったほか、グローバルでは38か所の市場に展開。物流業界でのゼロエミッション車両導入を広げ、同車種の累計走行距離は1200万キロを突破した。
物流業界に向けた取り組みでは、米Ample、ヤマト運輸、ENEOSホールディングスと連携し、2024年8月から4か月間にわたり、京都市でバッテリー交換式EVトラックの実証実験を実施した。加えて、大阪市のダイヘン、東京都の三菱総合研究所とともに、ワイヤレス充電の実証試験も24年9月に開始。EVトラックの稼働率向上と、充電インフラの利便性向上を図る。
同社は、物流用途でのEV導入を支援するインフラ整備にも注力。ことしはeCanterのバッテリー再利用や材料回収を川崎製作所で実証し、資源循環モデルの構築を進める。さらに、新会社「イブニオン」によるオンラインプラットフォームを通じた情報提供や、水素燃料車両分野での研究開発など、多角的にカーボンニュートラル輸送の推進を図る。
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