三菱ふそう、｢eCanter｣を香港市場に投入

サービス・商品三菱ふそうトラック・バス（MFTBC）は、ことし1月、香港市場において電気小型トラック「eCanter」（イーキャンター）を発売したと発表した。香港は日本を除くアジア地域での初のイーキャンター導入市場となる。

同イーキャンターは、総重量5～8.55トンの3車種・7型式を展開し、完成車両はMFTBC川崎製作所から出荷され、香港域内で架装を実施。同車種には、死角になる車両左側をレーダー検出する「アクティブ・サイドガード・アシスト1.0」や、ドライバーに注意力低下の兆候が見られた場合に警告する「アクティブ・アテンション・アシスト」を搭載し、安全性能も高めている。

香港は、自動車による大気汚染物質の排出規制値を定めたヨーロッパ連合規定である「ユーロ6」排出基準をトラックに課しており、2050年のカーボンニュートラル化を達成するため、都市部で二酸化炭素排出量の約2割を占めると言われる輸送セクターでの排出量削減を図る。

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LOGISTICS TODAY編集部
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