ロジスティクス日本郵船は28日、国内公募形式で第49回無担保社債となるトランジションボンドを4月上旬に発行すると発表した。発行は2024年4月に続いて4回目となり、最大発行額は200億円。調達資金は、中期経営計画「Sail Green, Drive Transformations 26」に基づき、LNG燃料船の導入など脱炭素化を進めるプロジェクトに活用する。
同社は18年に海運業界で世界初のグリーンボンドを発行し、21年には日本初のトランジションボンドを手掛けるなど、持続可能な金融への取り組みを拡大してきた。今回の社債発行でも、第三者評価機関であるDNVビジネス・アシュアランス・ジャパンからのセカンド・パーティ・オピニオンを取得し、フレームワークの適正性を確保した。
物流分野では、LNG燃料船の導入によって海上輸送時の温室効果ガス排出量の削減が期待されており、環境負荷の軽減とともに持続可能なサプライチェーン構築に寄与する。主幹事には野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、大和証券が参画し、ストラクチャリングエージェントは野村證券が務める。
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