ベイシア、静岡県と災害物資協定

ロジスティクスベイシア（群馬県前橋市）は28日、静岡県と「災害救助に必要な物資の調達に関する協定」を締結したと発表した。大規模災害発生時に、同社が保有する生活必需品を静岡県の要請に応じて供給する体制を整えるもので、県内8か所の店舗を活用し、迅速な支援物資の提供を行う。

協定の対象となるのは、掛川市や浜松市、藤枝市、磐田市、御前崎市などに立地する同社のスーパー8店舗。災害時には食料品、飲料水、日用品などを優先的に提供する。物流面では、既存の流通網と店舗在庫を活用し、被災地への物資輸送を効率化する方針を示した。これにより、初動対応の遅れを防ぎ、地域の早期復旧支援につなげる。同社はこれまでも出店地域の自治体と順次協定を結んでおり、今回の締結で全国の自治体との災害関連協定数は48件に達した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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