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日本郵船、シンガポール海事イベントに参加

2025年3月31日 (月)

ロジスティクス日本郵船は28日、シンガポールで開催された国際海事イベント「Singapore Maritime Week 2025」に参加したと発表した。同イベントは24-28日に行われ、初日には同社社長の曽我貴也氏がパネルディスカッションで、アンモニアを活用した脱炭素燃料戦略について説明し、海事産業の脱炭素化に向けた強い姿勢を示した。

イベントでは、アンモニア燃料の実用例として昨年8月に完成した世界初の商用タグボート「魁」や、26年11月に完成予定のアンモニア輸送船の開発について紹介。船舶間で燃料を供給する装置「バンカリングブーム」も展示され、物流面での新技術への取り組みが注目を集めた。また、脱炭素化と並行してデジタル化や人材育成も重視され、フィリピンで共同運営する商船大学の強化計画にも言及した。

また同社は25-27日の3日間、特設ブースを設置し、24年7月にシンガポール海事港湾庁と締結した協定に基づく取り組みを動画や模型で紹介。会場では自律運航船に関する技術や、地政学リスクを踏まえた海運の安定運用について議論した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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