環境・CSR日本郵船は1月30日、グリーンアンモニアコンソーシアムが1月22日に開催した「GAC第1回国際シンポジウム」で、同社グリーンビジネスグループの中村利グループ長がアンモニアの舶用燃料導入について講演を行ったことを発表した。
同シンポジウムでは、二酸化炭素(CO2)を発生することなく生成した「CO2フリーアンモニア」の活用に向けて、生産、技術、需要、規制の4つ分野に関して講演が行われ、日本郵船は需要分野を担当。アンモニアの舶用燃料導入について技術と運航の両面から紹介した。
アンモニアは、燃やしても二酸化炭素を排出しないため、地球温暖化対策に貢献する次世代燃料候補として期待されており、同社は脱炭素化に向けたソリューションの一つとしてアンモニアの舶用燃料化を視野に入れている。