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パイオニア、インドで現地一貫生産体制構築

2025年3月31日 (月)

産業・一般パイオニア(東京都文京区)は3月28日、自動車産業が急成長するインドにおいて2026年から現地生産を開始すると発表した。これにより、インド国内における営業、開発、生産、納入後までを一貫して担う体制を構築し、地域密着型のビジネスモデルを本格的に展開する。

同社は23年に研究開発拠点をインドに設置済みで、今回の現地生産の開始はその延長線上にある取り組みである。特に現地自動車メーカーとの協業を通じて、顧客ニーズに応じた柔軟な製品開発と、迅速な納品体制を整える点が物流面での大きな強化となる。現地生産により納品リードタイムの短縮と、導入後のサポート体制の迅速化が実現し、インド市場における対応力が飛躍的に向上する。

初期段階では自動車メーカー向けディスプレイオーディオの生産から着手し、将来的には市販品も含めた多様な製品の製造を検討している。インドの「Make in India」政策とも連動するこの取り組みにより、同社はアジア圏を中心としたグローバル物流の効率化と、成長市場での供給体制の強化を進める。

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LOGISTICS TODAY編集部
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