サービス・商品ロジテック(東京都港区)は3月31日、日本GLP(同)と提携し、倉庫マッチングサービスを強化すると発表した。両社は、ロジテックの倉庫マッチングプラットフォーム「サバケル」と日本GLPの「GLPコンシェルジュ 床マッチ」のシステム連携を開始する。この提携により、EC(電子商取引)市場の急速な需要拡大や2024年問題による物流人材不足の課題に対応し、企業の倉庫スペース確保をより効率的に支援する。
サバケルは全国1000棟以上の登録倉庫を有する充実したネットワークを構築し、季節的な需要の変動や突発的な保管ニーズに応じた柔軟なスペース活用が可能だ。今回のプラットフォームは、企業の多様な倉庫ニーズに対して迅速かつ効率的なマッチングを実現し、短期から長期まで幅広い利用期間に対応している。独自のアルゴリズムの活用で、利用者の要件に最適な倉庫を素早く提案できる。一方、国内の主要都市を中心に180棟の最新鋭物流施設を展開する日本GLPは長年の実績と専門知識を生かし、物流企業の経営課題に対する包括的なソリューションをワンストップで提供してきた実績を持つ。
今回の協業により、両社のマッチングサービスの相互連携を通じて、倉庫スペースを求める企業に、より迅速で正確な物件提案が可能になる。EC事業者やメーカーは、季節変動や年末年始の繁忙期での倉庫スペースを、柔軟かつ効率的に確保できる。さらに両社は、配送センターや中継拠点などの物流施設へとマッチングサービスの対象を拡大する計画だ。また、AI(人工知能)を活用した需要予測や在庫最適化など、新たなDX(デジタルトランスフォーメーション)サービスの開発も積極的に検討していく。
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