ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

世界倉庫ロボット市場、年平均19.5%成長予測

2025年3月31日 (月)

調査・データスカイ・クエスト・テクノロジーアンドコンサルティング(インド)は3月31日、世界の倉庫ロボット市場が2025年から32年にかけて急成長するとの調査を発表した。24年の市場規模は128億5000万ドルで、32年には534億8000万ドルに達する見込みとしており、同期間の年平均成長率は19.51%になるという。

同市場の拡大は、物流やサプライチェーン業界における自動化ニーズの高まりによるもので、特に電子商取引の増加や労働力不足への対応が背景にある。倉庫ロボットは、商品の保管や仕分け、輸送、在庫管理などを担い、業務の効率化と人件費削減、作業ミスの減少に寄与している。中でも、無人搬送車(AGV)や自律搬送ロボット(AMR)、ロボットアーム、ピッキングロボット、ドローンなどの活用が進んでおり、ピッキングや梱包、在庫監視の精度と速度向上に貢献している。

調査では、輸送やピックアンドプレースなどの機能別、積載容量別、各種構成部品別に市場を分類。地域別では、アジア太平洋地域や北米を中心に成長が顕著だと分析されている。今後は、AIやIoTといった先進技術を取り入れたロボティクスの導入がさらに進むと見られており、物流現場の最適化における重要な鍵になるという。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com