トーモク、｢パートナーシップ構築宣言｣公表

サービス・商品トーモクは5日、内閣府や中小企業庁などが推進する「未来を拓くパートナーシップ構築推進会議」の趣旨に賛同し、「パートナーシップ構築宣言」を公表した。

「サプライチェーン全体の共存共栄と規模・系列などを超えた新たな連携」「親事業者と下請事業者との望ましい取引慣行（下請中小企業振興法に基づく「振興基準」）の遵守」などについて重点的に取り組むことを宣言した。

サプライチェーン全体の付加価値向上に取り組むほか、既存の取引関係や企業規模などを超えた連携により、取引先との共存共栄の構築を目指す。災害時などの事業継続や働き方改革の観点から、取引先のテレワーク導入やBCP（事業継続計画）策定の助言などの支援も進める。

親事業者と下請事業者との望ましい取引慣行を遵守については、取引先とのパートナーシップ構築の妨げとなる取引慣行や商慣行の是正に積極的に取り組む。価格決定における不合理な原価低減や下請事業者の適正利益の確保、取引上の立場を利用したノウハウ開示や知的財産権の無償譲渡を求めない。

トーモクは、今後も良好なパートナーシップ構築の実現に向けて、サプライチェーン全体の取引適正化に努める。