ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

車両入退管理に運行・重量管理を追加、イクシス

2025年4月2日 (水)

サービス・商品社会・産業インフラ向けシステム開発のイクシス(川崎市幸区)は2日、同社のAI(人工知能)クラウド車両入退場管理システム「GENBA-Tracer」の追加機能として、運行管理オプションとトラックスケール連携オプションをリリースしたと発表した。

GENBA-Tracerは、専用のカメラ端末を設置するだけで、カメラが車両のナンバーを読み取り、入退場を管理するAIクラウドシステム。インターネットがあれば車両の入退場記録をいつでも確認できる。

追加機能のうち、運行管理オプションはクラウドのアプリケーションを通じて、車両の経路や進入禁止エリアなどをドライバーへリアルタイムに通知する。また、管理者は現場に向かう車両をマップ上で把握できる。導入の際、特殊な端末の設置も不要で、スマートフォンがあれば誰でも利用できる。

トラックスケール連携オプションは、日本製衡所(埼玉県美里町)製のトラックスケールと連携し、車両の重量を自動で計測、データをクラウド管理して、過積載などを防ぐことができる。GENBA-Tracerが認識したナンバーに自動で重量を紐づけできるため、ナンバーの記録から重量の記録まで完全無人が可能になる。

▲トラックスケール連携オプション(クリックで拡大、出所:イクシス)

こうした機能の追加で、これまで周知しにくかった車両の運行経路設定や、運行に際してのドライバーへの指示・案内を、アプリケーションを通じてできるようになり、看板の設置や誘導員の配置を減らせる。車両の状況がリアルタイムに分かることで工程管理の適正化にもつながる。また、クラウドでデータを管理するため、ペーパーレスが進み、コストの削減も可能になる。

導入コストについても、特別なセンサーや機器を設置する必要がないため、初期費用を抑えられ、短期間で環境を整えられる。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com