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古野電気、物流施設の車両入退管理にETC活用

2015年6月25日 (木)

サービス・商品古野電気(兵庫県西宮市)は25日、電子料金収受システム(ETC)車載器の車両認証機能分野でCECと協業し、古野電気製DSRC路側アンテナをベースとするクラウド型ETC利用車両認識サービス「Cao Through」(カオ・スルー)を7月1日から提供する、と発表した。

ETC車載器の固有番号を事前登録した車両がゲートに接近すると、DSRC路側アンテナによって車両を検知・識別してゲートを自動開閉する古野電気のシステムと、CECのシステムインテグレーション技術、認証技術、クラウドコンピューティングサービス――を活用する。

今回の協業は、CECが業種・業務に特化したアプリケーションやサービスを提供するなかで、古野電気のDSRC路側アンテナを活用した駐車場、工場・物流施設向けの車両入退管理ソリューションを共同で検討し、具体的なサービスとして提供することになったもの。

両社は今後、複数施設の管理一元化やサイネージ表示やカメラ監視などのほか、利用者の携帯電話・スマートフォンなど情報端末へのメール配信などを組み合わせ、ソリューションサービスの共同開発、顧客提案活動を進めていく。