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田辺三菱製薬を会社分割で売却、三菱ケミカル

2025年4月3日 (木)

M&Aことし2月に製薬子会社の田辺三菱製薬(大阪市中央区)の売却を発表した三菱ケミカルグループは3月28日、会社分割の方法で、米投資ファンドのベインキャピタルに田辺三菱製薬の株式や資産を譲渡する発表した。売却額は5100億円となる。

三菱ケミカルによると、会社分割はことし7月から9月の第2四半期に実施する予定で、ベインキャピタルが設立したる特別目的会社BCJ-94に、田辺三菱製薬の全株式と関連資産を譲渡する。これによって、三菱ケミカルは950億円の譲渡益を計上する。

田辺三菱製薬は2007年、田辺製薬と三菱ウェルファーマが合併して誕生。中枢神経系や免疫系などの医薬品開発などに注力している。現在の三菱ケミカルグループが20年、TOB(株式公開買い付け)で5000億円かけて完全子会社化していた。

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LOGISTICS TODAY編集部
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