サービス・商品国際ドローン協会(IDA、東京都江東区)は3日、3月30日に千葉県東庄町で開催された観光イベント「リバーカヤック体験会」において、物流ドローンによる弁当配送業務を行ったと発表した。観光体験の一環としてドローンを用いた配送を実施し、来場者への演出効果と地域物流の新たな可能性を示した。
配送されたのは、町内で評価の高い飲食店が調製した弁当と飲料で、参加者21人分を2便に分けて黒部川沿いの会場まで空輸した。飛行ルートはイベントの安全性に配慮した上で設定され、ドローンは正確かつ安全に任務を完了。流れの穏やかな川辺で行われたカヤック体験中に、上空から届けられる弁当の様子は参加者の注目を集めた。
物流ドローンの実証としては、観光体験に付加価値をもたらす事例であり、参加者からは「迫力があった」「未来を感じた」との声が寄せられた。同協会は今後、観光支援のほか、離島・過疎地域への物資配送や防災物流、農業物流分野でもドローン活用を拡大する方針で、持続可能な社会インフラ構築を目指す。

(出所:IDA)
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