
(出所:ジャパントラスト)
調査・データフォワーダー事業のジャパントラスト(名古屋市中区)は3日、国土交通省が推進する2024年度「国際物流の多元化・強靱化に向けた実証調査」に関する報告会が3月27日に開催され、同社も参画したと発表した。報告会では、アジアと欧州間の新たな物流ルートの可能性が議論された。
今回の実証実験は、日本から欧州への貨物輸送において、スエズ運河や喜望峰を経由しない代替ルートを検証することが目的。具体的には、日本から北米西岸まで海上輸送を行い、米国西岸から東岸まで鉄道による保税輸送を実施。その後、米国東岸から欧州への海上輸送を行う三段階の複合輸送ルートが検証された。このルートは海上輸送に偏らない多元的な物流網として、地政学リスクへの対抗策としても注目されている。
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